【ポケモン】HBDへの努力値の振り方について考える
最近,MATALBを使ってポケモンのダメージ計算ツールを作成していますが,
その中でいろいろな拡張機能を付加する中で,結局どういう方針でHBDの努力値降るのがいいの?とボク自身混乱してきたのですこしまとめてみることにします。
1 拡張機能と役割について
2 サンプル比較
3 まとめ
① 6.8 MaximumHBD-Mode(MHBD-Mode)
→努力値252分をHとBDに配分し,耐久特性を明確化する機能。
ポケモンごとに上記ラインを算出。最大耐久指数が出る努力値組み合わせをHB,HDで計算
→耐久ラインを明確化し,努力値配分を最適化させる指標を表示する機能
【検証方法:BC解析】
攻撃側のポケモンわざを指定した状態でHB,HDのダメージ計算を行う。
※ある程度火力が出て,タイプ相性で無効化されないものがよい
H=B+Dを満たす条件式(下記参照)の数値を元に考察する。
→元ネタはこちら
【サンプル例】
2.1 アーマーガア
2.2 グソクムシャ
2.3 クレベース
2.4 FCロトム
2.5 ヨクバリス→ HeBD成立サンプル
【検証内容】
①MHBD解析
②BC解析
③HeBD解析
HB:Bに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,Bに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
HB:HBの努力値を調整することで耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,HBに配分する努力値を調整することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
HB:Hに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,Bに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
HB:HBの努力値を調整することで耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,HBに配分する努力値を調整することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD(いい感じのデータが取れたので性格補正ありなしにも触れる)
性格補正あり(赤色プロット)
→Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
性格補正なし(黒色プロット)
→HDに配分する努力値を調整することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
HB:Bに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,Bに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに多めに努力値を配分することで,H=B+Dを成立させることができる。
具体的な努力値の組み合わせの一例を以下に示す。
※緑点がH=B+Dを満たす組み合わせである。
※ヨクバリスがH=B+Dを満たす努力値の組み合わせは全部で1158パターン
そのうち実数値の重複をなくした場合でも171パターン存在する
本当に欲張りなやつだ,,,
①MHBD解析
→ポケモンごとにH,B,Dのどのパラメータに努力値を配分するかの大まかな指針を決定できる
②BC解析
→具体的なダメージ計算を行い,確1耐え,確2耐えなどのラインを最効率の努力値で実現する組み合わせを算出できる。(ただし,裕度が少ない場合には効果が低い)
③HeBD解析
→H=B+Dが実現できるか否かを判定。(どちらかというとオプション的な機能)
上記ソースの記事に書いてあるように,あくまでも「全体的な耐久指数が高くなりますよ」という指針であって,必ずしも優先するべき事項ではない。
※H=B+Dが可か否か容易に判別することはできる
※あくまでも今回は,性格補正なしの場合で検証を行っている。HorDに性格補正を入れた場合は結果が変わってくることに注意したい。
また,ポケモンごとの解析は意外と面白かったので,今後必要に応じて項目が増えるかもしれない。
なにかあればコメントまで。
【関連記事】
その中でいろいろな拡張機能を付加する中で,結局どういう方針でHBDの努力値降るのがいいの?とボク自身混乱してきたのですこしまとめてみることにします。
1 拡張機能と役割について
2 サンプル比較
3 まとめ
1 拡張機能と役割について
NATLABにより作成したポケモンダメージ計算ツールに追加した機能より,以下3つに焦点を当てる。詳細は各リンク先を参考にされたい。① 6.8 MaximumHBD-Mode(MHBD-Mode)
→努力値252分をHとBDに配分し,耐久特性を明確化する機能。
【検証方法:HMBD解析】252で最大耐久を出す方法を考えるの巻 pic.twitter.com/MTCPAfcJoe— ざこやま (@zakoyama_poke) December 2, 2019
ポケモンごとに上記ラインを算出。最大耐久指数が出る努力値組み合わせをHB,HDで計算
→耐久ラインを明確化し,努力値配分を最適化させる指標を表示する機能
【検証方法:BC解析】
攻撃側のポケモンわざを指定した状態でHB,HDのダメージ計算を行う。
※ある程度火力が出て,タイプ相性で無効化されないものがよい
【検証方法:HeBD解析】努力値を無駄にしないコツ【H=B+Dについて】https://t.co/soJ1mGOrjb— とどりこ (@todoric0) December 3, 2019
H=B+Dを満たす条件式(下記参照)の数値を元に考察する。
→元ネタはこちら
2 サンプル比較
いくつかのポケモンを例に上記解析の結果を比較する。【サンプル例】
2.1 アーマーガア
2.2 グソクムシャ
2.3 クレベース
2.4 FCロトム
2.5 ヨクバリス→ HeBD成立サンプル
【検証内容】
①MHBD解析
②BC解析
③HeBD解析
2.1 アーマーガア
①MHBD解析HB:Bに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,Bに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
2.2 グソクムシャ
①MHBD解析HB:HBの努力値を調整することで耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,HBに配分する努力値を調整することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
2.3 クレベース
①MHBD解析HB:Hに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,Bに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
2.4 FCロトム
①MHBD解析HB:HBの努力値を調整することで耐久指数が上がる
HD:HDの努力値を調整することで耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,HBに配分する努力値を調整することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD(いい感じのデータが取れたので性格補正ありなしにも触れる)
性格補正あり(赤色プロット)
→Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
性格補正なし(黒色プロット)
→HDに配分する努力値を調整することで,努力値最効率で耐久が可能となる
10・14式より,Hに努力値252を配分しても,H=B+Dは成り立たない
2.5 ヨクバリス
①MHBD解析HB:Bに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
HD:Dに努力値を振るほうが耐久指数が上がる
②BC解析
HB
図と配列より,Bに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
HD
図と配列より,Dに努力値を配分することで,努力値最効率で耐久が可能となる
③HeBD解析
具体的な努力値の組み合わせの一例を以下に示す。
※緑点がH=B+Dを満たす組み合わせである。
※ヨクバリスがH=B+Dを満たす努力値の組み合わせは全部で1158パターン
そのうち実数値の重複をなくした場合でも171パターン存在する
本当に欲張りなやつだ,,,
3. まとめ
いくつかのサンプルを例に,ダメージ計算ツールに実装した機能の有効性を検証した。①MHBD解析
→ポケモンごとにH,B,Dのどのパラメータに努力値を配分するかの大まかな指針を決定できる
②BC解析
→具体的なダメージ計算を行い,確1耐え,確2耐えなどのラインを最効率の努力値で実現する組み合わせを算出できる。(ただし,裕度が少ない場合には効果が低い)
③HeBD解析
→H=B+Dが実現できるか否かを判定。(どちらかというとオプション的な機能)
上記ソースの記事に書いてあるように,あくまでも「全体的な耐久指数が高くなりますよ」という指針であって,必ずしも優先するべき事項ではない。
※H=B+Dが可か否か容易に判別することはできる
※あくまでも今回は,性格補正なしの場合で検証を行っている。HorDに性格補正を入れた場合は結果が変わってくることに注意したい。
また,ポケモンごとの解析は意外と面白かったので,今後必要に応じて項目が増えるかもしれない。
なにかあればコメントまで。
【関連記事】
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